浅野鐵工株式会社ではSDGs達成を目的とした、設備の修理・改造を積極的に行っています。その一例をご紹介します。
ヒートセット加工に必要な熱源を灯油からバイオマスに変更するための設備改造
改造前はオイルバーナーを用いて、ヒートセット加工に必要な熱風を作っていました。しかし、燃料として必要な灯油を用いることは、環境負荷の面に加え、安全面においても問題がありました。そこで、弊社ではこれまで灯油を燃料として使用されていたオイルバーナーを撤去し、新しく熱交換器をヒートセット加工機に設置しました。木質ペレットが燃料であるバイオマスボイラーにて生成される高温の蒸気を熱交換器に通すことで、温風を生成できるようにしました。
ラミネート加工機の原動機の改修と、新しく製作した大型ロールへの交換作業から試運転まで
ラミネート加工機の原動機の改修と、老朽化に伴うロールの交換のご依頼を頂きました。原動には海外製のモーターが使われており、メンテナンスが難しいため国産のモーターへ改修しました。ロールは社内で新しく製作を行い、取り外しから取り付け、試運転まで行いました。